2010-01-01から1年間の記事一覧

あさのあつこの新たな野球小説が開幕

グラウンドの空作者: あさのあつこ,佐々木こづえ出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/07/17メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る お話はまんま「おおきく振りかぶって」なんだけど、正直言って…

素材は良いけど脚本が雑すぎる・・・

ちょんまげぷりん シネモンドで鑑賞。 いわゆる、「仕事に疲れたキャリアウーマンのもとに家事の出来る男がやってきて、なんだか丸く収まる話」の変化球。最後は「やっぱり家庭に男の人は必要だよね」という保守的ないつものパターン。ここ二十年ほど、イヤ…

むぎや祭に行ってきました

今日は城端のむぎや祭3日目に参加してきました。和服生活を始めて五年近く、城端に縁が出来てから四年以上経ちましたがむぎや祭に参加したのは今年が初めてでした。去年まではかなざわ映画祭に参加していたのですが、今年はちょっと趣向を変えてむぎや祭に参…

傑作でした

カラフル もう何も言うことはありません。 原恵一監督らしい作品で、しかも傑作でありました。 できれば中学生に観て貰いたい映画かもしれません。そういった意味では、原作よりもやや対象年齢は高めかも。 ただ一つ難点を揚げるとするならば、実写と見紛う…

いつもトラブルばかりなの 世紀末なふたり〜

数ヶ月間本の感想を書いていなかったんだけど、本を読んでいなかったわけではなくて、会社が10年に一度の豊漁〜季節外れの台風直撃、という具合にもの凄く忙しくて感想を書く気力がなかなか溜まらなかったためです。アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~ (一…

今年もやってきた台風の季節

今日は台風で、会社も朝集合しただけで解散。 ただ、昨日までは本当に大変だった。台風が来ると大抵少し送れて速い潮が来るので、その対策として網を全部引き上げるという、もの凄い重労働があった。しかもお盆明けにはこの引き上げた網を再び海中にかけなけ…

親指キー独立の必要性

今日は、99%親指シフターにしか理解できないことを書きます。 先日発表された新型親指シフトキーボードだけど、親指キーと変換・無変換キーが独立型でないのが本当に残念。思えば、リベルタッチのマイナーバージョンとして登場したFMV-KB232も親指キーと…

64bitOSに正式対応して欲しい・・・

このブログでは何度も書いていますが、私は孤独にして誇り高い親指シフターです。パソコンのヘビーユーザーの間では、開発元の富士通にすら見放された過去の規格とされていますが、実はそんなことはない現在進行形の規格です。 とくに最近は親指シフトの開発…

私信

14・15・16とコミケ3日目を中心に三連休がとれたのでコミケ3日目は行こうかなあと思っています。栃木には13日夜から帰省します。 関東方面の皆さん、都合が合えばお酒でも飲みましょう。

教科書ですらDIY

最近、塾生相手の夏期講習で非常に忙しい。授業料は据え置きで、週3日徹底的に塾生達の苦手科目潰しを行っている。 七尾市内のどの塾よりも安く、高密度な授業を行っている自信がある。 今やっているのは教材というか、授業に使う教科書を作っている。金沢の…

千年の歴史を背負うという幸福

マイマイ新子と千年の魔法 [DVD]出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ発売日: 2010/07/23メディア: DVD購入: 21人 クリック: 432回この商品を含むブログ (109件) を見る 発売日に購入。 実家に帰った際に東京で一度見た限りで、結局北陸での上映はな…

夏は魚よりも野菜が美味しい季節

カメラが完全に壊れてしまったので文章だけで。 この時期は魚が一時的に薄くなる季節で、さらに鰺の季節も終わり、定置網では特筆するほど美味しい魚は上がりません。秋のアオリイカ、ブリ、カワハギまでは魚料理はあまりする気にはなりません。 というわけ…

今日の「歌の散歩道」のゲストは北原ミレイだった

演歌や昭和歌謡が大好きで、部屋にいるときは大抵AMを聞いている。 んで、今日のNHKラジオ第一「歌の散歩道」のゲストは北原ミレイだった。私はこの人の「石狩挽歌」が大好きで、漁師にとって縁起の良い歌ではないのだけれど、飲み会でマイクを回されたとき…

夏を和服で涼しく過ごすにはちょっとコツが必要

北陸に続いて東北も梅雨明けして、本州全土が本格的な盛夏に入りました。 今日は加賀・能登ともに最高気温が32℃を越え、小松などは猛暑日も視野に入っています。 毎年この時期に「和服って暑くないですか?」と聞かれることがあります。どうも最近流行の作務…

TVアニメスケールが残念な当たり障りのない映画

借りぐらしのアリエッティ ユナイテッドシネマ金沢にて初日のレイトショーで鑑賞。 結論を言えば、エントリータイトルのとおり期待はずれ。原作は小学生の時に大好きだった児童文学で、非常に期待していただけに残念な出来。 私は権威主義者的なところがあっ…

巨星、墜つ

J.P.ホーガン、死去。享年69歳。 http://www.tsogen.co.jp/news/2010/07/10071314.html またしてもSFの巨匠がまた一人、逝去。しかもホーガンはまだまだ現役ばりばりと言っても良いくらい定期的に新刊が出ていただけに残念この上ない。 「星を継ぐもの」「プ…

ミシンを買いました

初夏の大漁により、かなりの額のボーナスが支給されそうなので、自分へのご褒美(笑)として地デジ対応テレビと、念願のミシンを買いました。ジャノメの厚物縫いも出来るモデルで、フットペダルや予備の針などオプションも含めて4万円くらい。裁縫も料理と同…

本醸造の季節

オールスターDX2に感動して、ゴールデンウィーク以降プリキュアを初代から見直し始めているのですが、ようやくスプラッシュスターに入りました。ようやくムープ・フープが出てきたところ。この新登場の妖精二人の声が満・薫と同じ声なのは、この時点で一年打…

ボクシングシーンが素晴らしい

李闘士男がボクシング映画を撮る、というだけで期待度マックスだった本作。期待を裏切らない出来だった。 ここ二日間で紹介した映画の中では、最も爽快感に溢れた娯楽大作。DVDが出たらもう一度、いや三度は見返してみたい。 李闘士男は「お父さんのバックド…

古き良き日本映画の伝統

傑作。実は広末と蒼井優を観に行ったんだけど、映画の出来が予想以上に良くて良い意味で裏切られた。監督は「ガチ☆ボーイ」の小泉 徳宏。ガチボーイも非常に良くできた映画だったけど、いきなりのビッグプロジェクト大抜擢。しかもこの人私と同い年なんだよ…

映画の感想続き

ゴールデンウィーク以降、邦画が当たりの連続。それも中島監督や今回紹介するボックス!の李監督、フラワーズの小泉監督など、若手〜中堅の監督が確実にビッグプロジェクトをモノにしているのが嬉しい。邦画の大いなる復活がようやく始まったのかもしれない。

『世界』との戦いは目の前にある。

先月金沢で鑑賞。 この映画も良い映画だった。ストーリーがちょっと大ざっぱなところがあるけれど、じんわりと感動して、考えさせられるところもあって、そして少し元気をもらえる、そんな青春映画だった。 実話を基にしたフィクションらしく、地名などはほ…

今のところ間違いなく今年ナンバーワン。女教師の復讐とディスコミュニュケーションの恐ろしさを描いた壮絶ホラー

原作既読。数々の賞に輝き、ベストセラーにもなった湊かなえのデビュー作「告白」の映画化。原作は背徳感と爽快感がごちゃまぜになった、奇妙な読後感に包まれる、不思議な怪作(だけど傑作でもある)だった。 監督・脚本は「下妻物語」でスマッシュヒットを…

今月観た映画の感想をだらだら書くよ

久しぶりに映画の感想を書きます。相変わらず忙しい忙しいと言いながらもそれなりの量の読書と、結構な本数の映画を観ているのですが、なんとなく『感想を書く』というテンションにならずに放置していました。というわけで、最近観た映画の中から何本か紹介。

「ゆとり教科書」の弊害を感じる・・・

先日私塾を始めたことを書いたら思いの外様々な反応を頂いて、個人的に勇気づけられています。 月額5,000円で五教科全てを見る、という方針もあって、全教科の教科書に目を通しているのだが、私が中学生の時と比べてなんとも薄くなったものだ、というの…

まさにドカうま!!

会社でやたら鰺をもらう。あまりにもたくさん貰うので、近所から商店街の人々、実家の両親や遠方の友人、はたまた大学でお世話になった先生にまで配り尽くしてしまいました。 というわけで、余った鰺を使って干物作り。写真は軽く炙ったものですが、もの凄く…

漁師町の教育事情

最近中学生に勉強を教え始めた。 所謂『私塾』なのだが、授業料は月5,000円+酒・野菜・米。夕方になると教え子が野菜や一升瓶片手に私に教えを請いに来る、というようなシステム。ちなみに授業時間は無制限で、納得するまで授業を行うことにしている。私は夕…

百万石祭に思う

今日、たまたま金沢に行く用事があったので百万石祭を観てきた。 はっきり言って、金沢に住んでいた10年間、そして今も私は百万石祭が大嫌いである。みっともないし、情けない祭だ。文化の香りも、古都の誇りも感じない、精神的にさもしい祭であると言って良…

能登半島名物崎山いちご

私の住む七尾市鵜浦町は、能登半島からさらに突き出た崎山半島というところに位置しています。この崎山半島ではいちご作りが盛んで、近年「崎山いちご」のブランド化に向けて農家の皆さんが頑張っています。鵜浦町は青年団がまだ機能しており、漁業関係も農…

河豚を捌く

会社で現物支給されたゴマフグをベテラン漁師さんの見よう見まねで捌いてみました。 (ゴマフグはトラフグ属のフグで、トラフグ同様肝と卵巣、皮にテトロドトキシンを含み、死亡事故も度々起きています。素人が調理する場合は私のように自己責任で、自分だけ…