最近観た映画

「Annie」
60点。
コロナワールド金沢で鑑賞。
悪くもないが良くも無し。
「ハッシュパピー」で私たちに強烈な印象を残してくれたクヮヴェンジャネ・ウォレス主演作。
実は、人生初のアニーで、原作がどんなお話なのかも知りませんでした。

ミュージカルシーンが退屈なのがなあ…。
日常のやりとりは最高に面白かったので、ミュージカルシーンが本当に残念でした。これなら、普通の映画として作れば良かったのに(それで「Annie」を名乗って良いのか、という問題はあるにしろね)。
あと、アニーの里親であるミス・ハニガンを演じたキャメロン・ディアスが本当に酷くて(ほめ言葉)最高でした!キャメロン・ディアス演じるクソ女を観るためだけでも、1,700円払う価値があります。

「静かなる男 デジタルリマスター版」
95点。
シネモンドで鑑賞。ジョン・フォード生誕120年記念リバイバル上映。
恥ずかしながら、今まで未見で初めての鑑賞でした。スゲー面白かったです。
都会からやって来た男が、表面上は上手くやってるつもりでも、なかなか心の底からは打ち解ける事が出来ない。田舎の風習にも馴染めず、一目惚れした田舎娘と結ばれるも心からは繫がる事がなかなか出来ない。
それが、最後の大乱闘の末に真に打ち解ける。
田舎の荒々しさの端々に垣間見ることができる繊細な人間性。観たあとにじわっと感動が心の奥底から沸き上がってくる、そんな映画でした。