「マエストロ!」を鑑賞

35点。難ありの指揮者と難ありのオーケストラ。そして映画の出来も非常に難あり。
ユナイテッドシネマ金沢で鑑賞。

何度も書いていますが、私はマンガ・アニメ・ライトノベル原作実写映画は全て鑑賞することにしています。北陸3県で公開されれば必ず映画館で、上映が無ければDVDで必ず鑑賞します。
というわけで、予告編の時点でかなりの地雷臭がしていたわけですが、マンガ原作ということで観てきました。さそうあきら原作の実写化映画というと、「神童」「コドモのコドモ」に次いで3作目。
まずは良かった点から書くと、序盤の展開。一度は潰れたオーケストラを再立ち上げすることになって、そこに現れた正体不明の指揮者。しかもその指揮者は正確に難があり…。という展開は、非常に良かった。観客が誰でも知っているであろうベートーベンの運命の出だしのみを延々と練習させるわけですが(しかも猛烈に怒鳴り散らしながら)、ちゃんと練習の前と後で音が格段に良くなっていることが、素人の耳でもきちんと判るようになっていたのは良かったと思います。
他にも、問題を抱えていた団員たちが、指揮者である天道のアドバイスで次々と音が良くなっていくのも良かったですし、オーケストラの成長とともに天道の格好が土方風から指揮者っぽくなっていくのも良かったと思います。

(以下ネタばらしを含むので畳みます)

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2月に鑑賞しておきたい映画

マンガ・アニメ・ライトノベル原作実写映画は全て鑑賞する事にしています。

☆・・・絶対に映画館で観る
◎・・・映画館で観ておきたい
〇・・・できれば映画館で観ておきたい
△・・・興味はある

1/31公開
☆「駅馬車デジタルリマスター版」
△「ボーカロイドオペラ 葵上」
◎「レッドファミリー」
☆「ジョーカーゲーム*入江悠監督作品
☆「マエストロ!」*マンガ原作実写映画
△「エクソダス 神と王」
◎「ワイルドカード
△「毛皮のヴィーナス」
☆「深夜食堂*マンガ原作実写映画


2/7公開
☆「メビウス
△「チャーリー・モルデカイ」
〇「ミュータント・タートルズ

2/14公開
〇「自由が丘で」
△「ソニはご機嫌ななめ」
△「ヘウォンの恋愛日記」
☆「娚(おとこ)の一生」*マンガ原作実写映画
◎「オオカミは嘘をつく」
◎「フォックスキャッチャー
☆「ムーミン 南の海で楽しいバカンス」


2/21公開
☆「NO」
△「ショートタイム」
☆「アメリカン・スナイパー
☆「KANO 1931 海の向こうの甲子園」
◎「天才スピヴェット」

2/28公開
◎「ジミー、野を駆ける伝説」
☆「振り子」*アニメ原作実写映画
△「くちびるに歌を

最近観た映画

「Annie」
60点。
コロナワールド金沢で鑑賞。
悪くもないが良くも無し。
「ハッシュパピー」で私たちに強烈な印象を残してくれたクヮヴェンジャネ・ウォレス主演作。
実は、人生初のアニーで、原作がどんなお話なのかも知りませんでした。

ミュージカルシーンが退屈なのがなあ…。
日常のやりとりは最高に面白かったので、ミュージカルシーンが本当に残念でした。これなら、普通の映画として作れば良かったのに(それで「Annie」を名乗って良いのか、という問題はあるにしろね)。
あと、アニーの里親であるミス・ハニガンを演じたキャメロン・ディアスが本当に酷くて(ほめ言葉)最高でした!キャメロン・ディアス演じるクソ女を観るためだけでも、1,700円払う価値があります。

「静かなる男 デジタルリマスター版」
95点。
シネモンドで鑑賞。ジョン・フォード生誕120年記念リバイバル上映。
恥ずかしながら、今まで未見で初めての鑑賞でした。スゲー面白かったです。
都会からやって来た男が、表面上は上手くやってるつもりでも、なかなか心の底からは打ち解ける事が出来ない。田舎の風習にも馴染めず、一目惚れした田舎娘と結ばれるも心からは繫がる事がなかなか出来ない。
それが、最後の大乱闘の末に真に打ち解ける。
田舎の荒々しさの端々に垣間見ることができる繊細な人間性。観たあとにじわっと感動が心の奥底から沸き上がってくる、そんな映画でした。

最近観た映画

アオハライド
55点。
シネマサンシャインかほくで鑑賞。
以前からマンガ・アニメ・ライトノベル原作実写映画は全て観ることにしている。石川県内で上映があったものは絶対に劇場で、無かったものもレンタルで追いかけている。
というわけで、予告編の段階でかなり怪しい匂いはしていたのだが観てきました。
ここ数年大量生産されている少女マンガ原作実写映画の中では、かなりマシなほうでは無いでしょうか?恋愛映画としてはきちんとツボを押さえてあるというか、誠実な作りだと思いました。とりあえず、去年観た「LDK」や「好きっていいなよ」とかよりははるかにまともな映画です。
東出昌大が棒過ぎる以前にそもそも高校生に見えない、とか。120分はいくらなんでも長すぎる、とか。いろいろと言いたい事はありますが、退屈はしませんでした。
あと、富山市長崎市でロケしていて、路面電車が時折見切れます。

海月姫
72点。
コロナワールド金沢で鑑賞。
少女マンガ原作実写映画。
菅田将暉の女装が100兆点。菅田将暉の脚線美だけで鑑賞料金のもとが取れます。オススメ。

1月に観ておきたい映画

 まず、今年から映画館で鑑賞する映画の本数を減らすことにしました。
 理由はいろいろあるんですが、能登という僻地に住み、映画館まで車で1時間半という状況で映画をたくさん観ることに少し疲れてきたのが主な理由です。
 去年は本数で148本。「ベイマックス」の6回を筆頭に、複数回観た映画もあり、さらには午前10時の映画祭などで観た旧作品も含めると、延べ200回以上映画館で映画を観賞しました。
 今年は、必ず鑑賞することにしているマンガ・アニメ・ライトノベル原作実写映画以外で延べ100回まで減らそうと思います。だいたい、去年までの6割程度にする予定です。

 というわけで、1月に鑑賞したい映画。石川県では首都圏と比べて上映が送れる作品が多いので、公開から数カ月経っているものもありますが…。
 
☆・・・絶対に観る
◎・・・絶対に観ておきたい
〇・・・できれば観ておきたい
△・・・興味ある

1月1週目
☆「ストックホルムでワルツを」

1月2周目
☆「ザ・レイド GOKUDO」
△「ぼんとリンちゃん」
〇「96時間 レクイエム」

1月3週目
◎「ニンフォマニアック Vol.1」
〇「スパイ・レジェンド
△「神様はバリにいる」
◎「福福荘の福ちゃん」

1月4週目
◎「ニンフォマニアック Vol.2」
〇「ピクニック」
☆「Annie」

1月5週目
☆「ジョーカーゲーム
〇「エクソダス
☆「毛皮のヴィーナス」
◎「ワイルドカード

2014年映画ベストランキング

去年は、映画館で観た新作映画は148本でした。
個人的なベスト20

1位「ベイマックス
2位「ゴーンガール」
3位「アクトオブキリング」
4位「新しき世界」
5位「ガーディアンズオブギャラクシー」
6位「チョコレート・ドーナツ」
7位「そこのみにて、光り輝く」
8位「レゴ ムービー」
9位「紙の月」
10位「ウルフ・オブ・ウォールストリート
11位「サスペクト」
12位「楽隊のうさぎ」
13位「もらとりあむタマ子
14位「世界の果ての通学路」
15位「グランド・ブダペスト・ホテル
16位「思い出のマーニー
17位「小さいおうち」
18位「イコライザー
19位「ホームレス理事長」
20位「アデル ブルーは熱い色」