河豚を捌く



 会社で現物支給されたゴマフグをベテラン漁師さんの見よう見まねで捌いてみました。
ゴマフグはトラフグ属のフグで、トラフグ同様肝と卵巣、皮にテトロドトキシンを含み、死亡事故も度々起きています。素人が調理する場合は私のように自己責任で、自分だけで食べるようにしましょう。間違っても他人に食べさせたりしないように。
 とりあえずカワハギと同じ要領で頭と肝を丁寧に外して(この時間違っても肝が身に残らないようにしましょう)、これまた丁寧に皮を剥ぎます。メスなら卵巣、オスなら精巣が付いています。卵巣は強毒性なので必ず捨てましょう。白子は無毒かつ美味なので湯通しして刺身のアクセントに。
 皮を剥くと弾力のある綺麗な白身が出てきて、本当に美味しそう。
 身を流水で洗って、三枚におろして刺身にしました。歯ごたえが堪らなく良くて、日本酒がすいすい入ります。2匹食べましたが、とりあえず問題なく生きています。ゴマフグは捌きやすいので、また手に入るようなら食べてみたいです。