むぎや祭に行ってきました

 今日は城端のむぎや祭3日目に参加してきました。和服生活を始めて五年近く、城端に縁が出来てから四年以上経ちましたがむぎや祭に参加したのは今年が初めてでした。去年まではかなざわ映画祭に参加していたのですが、今年はちょっと趣向を変えてむぎや祭に参加しました。

 城端には午前中に着いて、きよべ呉服店で店主の清部さんと雑談した後に町並み踊りを見物。本当は冬物の反物を見たかったのですが、本当に忙しそうだったので後日にすることにしました。能越道と東海北陸道を使うと七尾〜南砺間は1時間とちょっと。実は金沢よりも近かったりするのです。
 むぎや祭は最後に総踊りにちょっと参加してから帰路につきました。次の日早朝から仕事があるため最後まで踊ることは出来ませんでしたが、次第に踊りの輪が広がっていく様は感動的でした。
 何度行っても感心するのは、城端は本当に和服が似合う町だという点。例えば東京などに和服で出向くと、なんとなく街から遊離したふわふわとした肌触りがして落ち着かないのですが、城端の空気はしっかりと和服に馴染んでくれます。今日は本当は絹でしっかりと決めたかったのですが、家を出るときにザーザーと雨が降っていたので絣の木綿に縞の木綿袴でした。昼には雨は上がったのですが、今度は湿度が高く汗だくに。麻か、木綿でももう少し薄いものを着ていけば良かったかもしれません。
 あと、今年の目玉として「true tears」のキャラクターによるむぎや祭ポスターの限定販売があったのですが、あまりの人気振りに入手は諦めました。しかし、なんと、なんと、清部さんがご自分の分を譲ってくださいました。販売されたB1サイズではなく一般宣伝用の一回り小さいB2サイズですが、むしろ部屋に張りやすいサイズです。

 これまた入手を諦めていた同じ絵柄のA4チラシも付けてくださいました。以前のさくら祭で販売されたポスターと併せて、末永く大切にしたいと思います。どうもありがとうございました。