2009-01-01から1年間の記事一覧

そつなくまとまってはいるが・・・

今日、「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」を見てきた。 ドラえもんの映画は85年の魔界大冒険以降全て劇場で観ている。個人的な最高傑作はアニメでは鉄人兵団。原作に当たる大長編ドラえもんではこの宇宙開拓史が一番好きだ。駄目なのび太がコーヤコー…

近江町春の新酒祭り

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20090308302.htm 近江町で春の新酒祭りというイベントがありました。 県内の全33蔵が計90余銘柄を提供しての試飲会です。参加費は一人千円で飲み放題という太っ腹なイベントでした。石川県の酒造組合は数年前から横の連携…

賢坂辻のこと(1)

金沢の思い出を語るにおいて、やはり賢坂辻のことは書いておかねばなるまい。なにぶん量が多くなるので、複数回に分けて書こうと思う。 賢坂辻というのは私が十年にわたって居を構えている界隈のことで、正式な町名ではない。藩政期には剣先の字を当てていた…

和服の始末

着物あとさき (新潮文庫)作者: 青木玉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/20メディア: 文庫 クリック: 35回この商品を含むブログ (11件) を見る 幸田露伴の孫で、幸田文を母に持つ青木玉さんの着物エッセイ。 第1エッセイの幸田文の箪笥の引き出し (新…

サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ作者: 瀬名秀明,山田正紀,堀晃,円城塔,飛浩隆,小松左京出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2008/08/25メディア: ハードカバー購入: 15人 クリック: 267回この商品を含むブログ (32件) …

せつなさが追いかけてきた

(せつなさが)斜め上から来るぞ、気をつけろ! -ビジネスから1000000光年 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090302/1236025862 中央線の駅が美形男子に “鉄分”入り乙女向けWeb漫画「ミラクル☆トレイン」 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/02/new…

思えば遠くへ来たもんだ

ゼロの使い魔〈16〉ド・オルニエールの安穏(ティータイム) (MF文庫J)作者: ヤマグチノボル,兎塚エイジ出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/02メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 17回この商品を含むブログ (95件) を見る 華々しい戦果を上げ…

はてさて真相は

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信,片山若子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/02/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 78回この商品を含むブログ (322件) を見る 人気シリーズの最新作。上下巻の分冊で出るようで、上巻…

金沢シネマストリートの消失とシネモンドのこと

金沢の中心街、香林坊にある109に、シネモンドというミニシアターがある。今では香林坊で唯一の映画館になってしまったが、私が金沢に来たばかりの頃は109の周囲に金沢シネマストリートと呼ばれる映画館街があった。 確か1999年には二、三件の映画館が…

城端 つごもり大市に行ってきました

城端のつごもり大市に行ってきました。 つごもり大市というのは、五箇山集落の入り口である城端で、400年ほど前から続いている市です。冬は雪に閉ざされる五箇山集落にとって、生活必需品を調達するための貴重な市だったようです。 昨日は快晴(この時期の北…

和服を着始めた頃のこと

金沢での生活の中で、私に訪れた最大の変化は和服を着始めたことだ。大学院に進学してしばらく経った頃、M2の秋頃から着始めた。だからもう三回冬を越したことになる。最初はもらい物の紬と、市内の古着屋で買った二束三文のウールアンサンブルしか持ってい…

寒さが足りない。あと、悪い意味の方で普通という言葉を多用してみるテスト

雪蟷螂 (電撃文庫)作者: 紅玉いづき,岩城拓郎出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (100件) を見る 発売日には読んでいたんだけど、パソコンが壊れたり色々あってそうい…

意外と面白いよ、これ

大正野球娘。 (1) (リュウコミックス)作者: 神楽坂淳,伊藤伸平出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2009/02/20メディア: コミック購入: 6人 クリック: 94回この商品を含むブログ (36件) を見る 女の子野球ものが大好きである。「野球狂の詩」「プリンセスナイ…

金沢市立玉川図書館のこと

昨日は金沢市の中心街にかつて存在していた喜久屋書店香林坊店について書いた。今年で29歳になる私が20代の全てを過ごした金沢について、今のうちに少しずつ書き留めておこうと思い立ったからだ。幸いこのブログは一日40〜50件ほどのユニークアクセ…

無機質を積み上げて作る日常風景

ねたあとに作者: 長嶋有出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/02/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 56回この商品を含むブログ (91件) を見る 山荘での退屈な時間を過ごすために発明(?)された、独創的な「遊び」の数々……ケイバ、顔、それはなんで…

喜久屋書店があった頃

金沢に来て十年が経とうとしている。 友人達もみな金沢を去り、私自身も来年は博士課程三年目で、人生の分岐点を迎えつつある。そして、この十年のことをよく思い出すようになった。 私が始めて金沢の地を踏んだのは1999年の初春、受験でのことだ。第一印象…

紅玉いづき氏のこと

昨日、市内のもっとも歴史のある本屋、宇都宮書店にて紅玉いづき氏のサイン会があった。そして、私も並んで写真のようにサインをもらってきた。ああいった場に知り合いが来るのは半ば嫌がらせのようなものかもしれないが、まあ嫌がらせ半分で行ったのだから…

WBC日本代表決まる

http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2009/news/f-bb-tp0-20090222-463706.html野手では故障明け状態の思わしくなかった松中・栗原・細川が落選。投手では国際大会公認球への適応が出来なかった岸と、だぶついていた先発陣の中から和田が落選。 我らが…

今日の晩酌。富山の すごい 日本酒

私は石川県では池月が一番好きで、福井では花垣が一番好きです。十年飲んできて、この二つは信頼のブランドとして、おそらく一生飲んでいくことでしょう。 では富山はというと、私はやはり『勝駒』をあげたい。この勝駒ですが、富山県は高岡市の小さな酒蔵で…

雪の兼六園

ここ二三日の晴れ間でまた溶けてしまったのですが、月曜日早朝に見事なまでの雪の兼六園をみることができました。以下はその写真とちょっとした解説です。 雪に覆われた金沢城石川門。多くが雷による火災で焼失した金沢城のなかで、当時のまま現存する数少な…

なんとかかんとか

先日壊れたパソコンですが、どうも復旧は無理そう。 仕方がないので研究室の備品であるノートパソコンをちょっと借りて、毎日学校から持ち帰っています。 ATOKをカスタマイズして、親指シフトエミュレータを入れて、各種フリーウェアを入れて、一週間ほど使…

巨人の肩の上に立つ

解読! アルキメデス写本作者: ウィリアム・ノエル,リヴィエル・ネッツ,吉田晋治出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/05/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (20件) を見る これはスゴイ。大傑作ノンフィクション。 1998年、と…

中学生から高校一年生向け

ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~作者: 竹内薫,藤井かおり,松野時緒(漫画),松野時緒出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/02/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 116回この商品を含むブログ (81件) を見る 失恋の痛手が癒えぬ少…

最近金が無くて白菜キムチ(自家製)ばかり食っていたら唐辛子色のうんこが出た。肛門が燃えるように痛い。

ドアがきらいだ

先ほどドアノブに注意、と書いたんですが、そもそも誰が日本建築にドアを導入して、どうしてこんなに広まってしまったんでしょうか。 私はドアがきらいです。考えてみてください、ドアがあるだけで、ドアの開け閉めのせいて半畳は完全なデッドスペースになっ…

和服での立ち居振る舞い。あと、和服の天敵

久しぶりの和服の話。 和服入門と題して、袴まで書いたんですが、今日は和服での立ち居振る舞いについて。 和服に関する入門書を読むと、なにやら和服を着たときの立ち居振る舞いについて色々と書いてありますが、そんなものは和服を日常着として着ていれば…

フレッシュプリキュアのキャストに驚く。あととらドラの感想とか

アニメ空白地帯である北陸は、本当にアニメが放送されない。フジ系列のノイタミナ枠すら放送されないという徹底ぶり*1。アニメの視聴は基本的にレンタル屋にDVDが並んでからになるので、だいたい三ヶ月〜半年遅れになる。ちなみに前クールの作品がぼちぼち一…

萬歳楽 鬼笑ひ

金沢もやたら暖かく、連日三月並みの天候です。 私自身は毎日のように日本酒を飲むのですが、吟醸酒はほとんど飲みません。たいてい二千円前後の本醸造、純米酒を好んで飲みます。そして、最近ちょっとびっくりするぐらいおいしい普通酒に出会ったので紹介。…

ミラクルチロル44キロ―Bパート・ミラクルフレーバー (メガミ文庫)作者: 木村航,三月まうす出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/01/27メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (25件) を見る おもしろかった! 下巻は田丸君が結構し…

家のパソコンが起動しなくなった。まあ、もう五年も使っているのでそろそろ寿命なのだろう。 というわけで、これからしばらく更新頻度が下がると思います。