雪の兼六園

ここ二三日の晴れ間でまた溶けてしまったのですが、月曜日早朝に見事なまでの雪の兼六園をみることができました。以下はその写真とちょっとした解説です。


雪に覆われた金沢城石川門。多くが雷による火災で焼失した金沢城のなかで、当時のまま現存する数少ない遺構です。


江戸町。江戸町とは珠姫が将軍家から前田家にお輿入れした際に、寂しがらないようにと江戸の町並みをそっくりそのまま再現した茶屋街です。今の江戸町は大正から昭和初期に建てられたものが主ですが、変わらず江戸の情緒を映し出しています。


医王山からの御来光。医王山は金沢の東端に位置する山で、その名の通り薬草の産地として加賀藩にとって重要な山でした。


言わずと知れた雪吊りです。やはり雪があるとひと味違う。


雪に耐えてじっと咲く冬桜。今が見頃です。


雪でちょっとわかりにくいですが梅林です。寒梅がちょうど見頃です。梅の香りが朝の空気に映えて本当に気持ちいい。


兼六園の入り口近くにある人工の池と滝です。茶屋が近くにあって、昼間はお茶を飲みながら一望することができます。