火鉢の暖房効果

 ブログでは何度も書いていますが、ここ数年、私は暖房器具を火鉢と炭火炬燵しか使用していません。
 では、火鉢の暖房効果とはいかほどだと思いますか?
 結論から言うと、室温はあまり上がりません。ただ、火鉢のすぐそばは遠赤外線効果でかなり暖かく感じます。ストーブには負けますが、炬燵などと組み合わせれば、寒さを感じない程度には暖かいです。
 今日ですと、七尾はこの冬最高の冷え込みで、気温1度。火鉢に炭を入れる前の室温は3度でした。これが、火鉢に炭を入れて1時間程度で七度になり、現在は14度ほどで安定しています。逆に言えば、これ以上は室温の上昇は望めません。ただ、火鉢を脇に置いておく限りではかなり暖かく感じます。
 また、燃費ですが、私はだいたいキロ当たり300円程度の炭を使っています。室内でも使えるもので、業務用の楢炭とオガ炭です。今日は昼過ぎに仕事が終わって、その後ずっと部屋にいるので、だいたい9時間ほど使いましたが、火鉢と炬燵を合わせて、だいたい1キロちょっとの消費量です。ファンヒーターと電気炬燵を併用した場合と、同程度かやや安い程度でしょうか。暖房効果から見たコストパフォーマンスはやや劣るかもしれません。
 ただ、火鉢はお湯を沸かしたり餅や干物をちょっと焼いたり等、色々な事にも使えるので一概には言えないと思います。
 結構、火鉢の燃費や暖房効果について検索してこられる方が多いので、私のケースについて書いてみました。参考にしてください。