今日の晩酌


 今日の晩酌は片口イワシの唐揚げ。春はイワシが旬を迎える時期ですが、資源の枯渇が叫ばれて久しいマイワシに対し、獲っても獲っても減ることがないのが片口イワシです。今や大羽ともなれば時にはキロ1,000円を超え、タイよりも高いこともあるマイワシですが、一方片口は今でもキロ数十円で取引される下魚です。しかし、マイワシほどではないですが味はかなり良いです。調理法も刺身に適さないだけで、揚げ物・煮物・干物(大きい物は丸干し、小さい物は煮干しになります)と様々に楽しめます。

片口イワシの唐揚げ

片口イワシ、適量
タレ(醤油・酒・みりんを1対1対1で)、適量
ショウガ(すり下ろし)、適量
片栗粉、適量
小麦粉、適量
 片口イワシは頭と内臓を取る。手で背中側からちぎるように頭を取れば、自然と内臓も一緒に取れます。中骨も食べられますが、気になるようならそのまま手開きして中骨も取りましょう。ちなみに私は取りません。
 イワシはよく洗って、タレに15分から1時間漬けます。漬け時間はお好みで。漬け時間が長いほど味が濃くなります。ショウガはお好みで。
 後は小麦と片栗粉を付けて油で揚げるだけです。当然ですが、イワシが新鮮なほど美味しいです。マイワシや豆アジでも美味しいです。

 日本酒は立山本醸造。頂き物です。北陸ではコンビニでも買える大衆酒です。ただ、福光屋の黒と並んで、コストパフォーマンスは抜群です。その辺のパック酒よりは断然美味しいです。