昨日はうちのアパートで研究室の飲み会でした。おでんを囲んで、ひたすらに日本酒を飲みました。用意した日本酒は五銘柄。今回の飲み会のテーマは「美味しい純米酒を飲もう」でした。
以下、日本酒の紹介です。
  櫻田酒造 特別純米酒 大慶 三年熟成
能登半島の先端、珠洲市蛸島にある酒蔵のお酒。今回飲んだのは三年物で、器に注ぐと少し黄色がかっています。
とろりとした飲み口で、甘口のしっかりとした味がありました。これはちょっと別格の純米酒だな、と飲んだ瞬間感じました。ちなみに飲み会ではこのお酒が真っ先に無くなりました。
この三年熟成酒、蔵元のホームページでは取り扱ってないようですが、白山市の宮崎酒販店で買うことができます。

   やちや酒造 加賀鶴 限定純米酒 前田利家公
かつて前田家御用達として大いに栄え、今でも根強いファンの多いやちや酒造の、限定純米酒です。藩祖利家公の名前を冠するだけあって、素晴らしい純米酒でした。すっきりと飲みやすく、しかしそれだけではなくふくよかな味が潜んでいて、普段着のようなお酒です。燗しても美味しいですよ。二番目になくなりました。

  烏屋酒造 池月 純米
我が家の常備酒、池月です。普段この時期は本醸造を燗で飲むことが多いです。そのほとんどが地元で消費されてしまい、県外に出回る量は非常に少ないですが、非常に美味しい酒です。常温で飲むのがオススメ。

  南部酒造 花垣 調熟純米古酒
今回唯一の県外の蔵のものです。三年〜十年の純米古酒をブレンドしたお酒です。透明な瓶でその琥珀色が目を引きます。味も古酒ならではの複雑な香りが素晴らしかったです。特別限定品で、蔵元も欠品中と言うことで今年はもう飲めませんが、来年も是非購入したいです。

  山本酒造 勧進帳 純米酒
今回初めて飲んだお酒です。口に含んだ瞬間古酒のような熟成された味がしてビックリしました。これを買った宮崎酒販店のホームページによると、二年間休業していたために今出回っているのは三年熟成物だそうです。値段を考えると、非常にお買い得なお酒です。

花垣、大慶と並んで、純米酒特集というよりは長期熟成酒特集という感じになってしまいましたね。でも、どれも凄く美味しかったです。