絶望した。コスプレと間違えられて絶望した。

さよなら絶望先生(15) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(15) (講談社コミックス)

だいぶ前に買っておいたのですが、今日ようやく読みました。漫画ですら積ん読にしてしまうのは良くないですね。
絶望先生の内容には関係ないのですが、これを竪町のアニメイトで買ったとき、突然レジに並んでいた高校生くらいの女の子から、「それってコスプレですか?本格的ですね、凄いです」と言われました。一瞬何のことか分からず、「はあ」とだけ答え、暫くきょとんとしていました。
帰りがけに21世紀美術館に行き、トイレの鏡を見てようやく、はっと気付きました。その日の私はシャツに十字絣の結城、縦縞の木綿袴、右手には加賀番傘。いわゆる大正風書生スタイルです。しかもレジに並んでいた私は手に絶望先生の最新刊を持っていたわけで、コスプレしていたと思われても仕方がありません。
私は暫く恥ずかしいやら、悲しいやらで地団駄を踏んでいました。
別にコスプレしていたと思われたことが悲しいのではありません。
私は恥ずかしながら背が低く、メタボリック体型です。そんな私が『頑張って』イケメンである絶望先生のコスプレをしていると思われたのが悲しいのです。
きっとあの女子高生に(うわー、がんばっちゃってるよ、この人)と心の中で思われたに違いありません。
絶望した。和服を着ているだけでコスプレだと思われる洋服社会に絶望した。

とりあえず、ダイエットしようと本気で思いました。