男の和服

自己紹介のところにも書いてありますが、1年365日、いつでも和服です。和服生活に入って、すでに三年が経ち、もうすぐ四年目に突入です。

和服でいるとよく「凄いですね」とか「大変そうですね」と言われます。でも、全然そんなことないですよ。むしろ、もう和服でないと自然体でいられないほどです。

確かに最初は少し大変でした。袂をドアノブや手摺りに引っかけてほつれさせるなんて日常茶飯事でしたし、履き物から下着まで、今まで使っていた物を何から何まで買い換えたりと、最初のハードルは確かに高い物でした。

しかし1年もすると、手を伸ばすときは袂を押さえたり、階段を上るときは裾を持ち上げたりする、といった和服独自の動作が自然とできるようになりました。また当然ですが和装品というのはほとんどが国産で、『保ち』が全然違うんですよね。1度和服の生活を始めてしまえば、その後のランニングコストは洋装よりも遙かに安上がりでした。

このブログではそんな『男の和装』ということにも触れていきたいと考えています。