「トロール・ハンター」
45点
金沢コロナワールドで鑑賞。
ノルウェーの森に住むという妖精、トロール。ムーミンやトトロの元ネタになった妖精として有名だけど、本作はそのトロールの撮影に成功した、というドキュメンタリー風映画。まあ、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のノルウェー版、と思って欲しい。
テレビ局に、匿名で一本のビデオテープが届く。なんと、それには伝説と思われていたトロールと、保護区から出て人間に危害を加える恐れがあるトロールを駆除するトロールハンター、さらにはトロールの存在を隠蔽する国家の陰謀が記録されていた!そして、そのテープの中身が今、明らかになる!
まあ、粗筋から分かるようにB級おバカホラーなんだけど、本国ノルウェーでは大ヒットしてハリウッドリメイクが決定しているようです。
確かに、アイデアは一発ネタとしては非常に楽しいものなんですが、ちょっと2時間は長いよ!せめて90分くらいにまとめて欲しかった。あと、トロールのCGがショボ過ぎる。せっかく「ドキュメンタリー風」を装ってるわけだから、はっきりとは写さない、とか、身体の一部分だけでもの凄く精巧にCGかミニチュアで作るとか、もう少し見せ方に工夫が欲しかった。
序盤の三つ首のトロールに襲われるシーンとか、結構怖くてグッとくる場面も結構あっただけにちょっと勿体なかった。ハリウッドリメイク版ではその辺をもう少し工夫して欲しい。