今日観た映画

ほしのふるまち」3/10点
 イオンシネマ金沢で鑑賞。
 原秀則の同題コミックが原作。ロケの大部分を富山県で行っている。

 東京の進学校で落ちこぼれ、両親の薦めるままに遠く日本海に面した氷見高校に編入してきた堤恒太郎。当初は田舎での人付き合いなどに悩んでいたが、徐々に人間性を回復し、将来への希望も見出していく。そして、氷見で出会った少女、一ノ瀬渚に恋心を抱くようになるが・・・。

 展開早いよ! そして、展開が早い上に大ざっぱすぎる。まず、恒太郎が氷見に馴染むまでが早すぎるし、その割にはその後の日常描写等々が長すぎる。そして、中盤最大の盛り上げどころであるはずの学園祭はあっさりと流してしまう。あの学園祭って、恒太郎が自分の夢を見出す重要なイベントだったはずじゃあ・・・。後は、栗山さんの扱いが酷すぎる。あんな杜撰な扱いしかしないのであれば、映画の尺も押してるし出さなきゃ良かったのに・・・。
 とにかく残念な映画でした。ちょっと期待していたんだけどなあ・・・。 

「マルドゥックスクランブル 燃焼」7.5/10点
 ユナイテッドシネマ金沢で鑑賞。
 『圧縮』に続く第二段。全3部構成で、各60分。劇場大作、というよりは空の境界ガンダムUCみたいにOVAをスクリーンにかけてみた、という規模の作品。
 いやー、第二部も非常に面白かった。
 ベルウイングさんがカッコイイ。原作ではやや冗長気味だったカジノのシーンだけど、アニメでは非常にスタイリッシュに緊張感あるお話になっている。これなら第三部完結編にも期待大。
 60分ということで物足りなさがあるのも事実。その辺を考慮して-0.5点。