甘くて苦いママレード作り
夏みかんを頂いたので、食べきれない分はママレードにしました。
ここ数年毎年作っているのですが、今年は会心の出来！夏みかんを10個使い、ほぼ一年分を作り置き。以下、レシピです。
1.皮を剥いて、細く千切りにします
2.皮はあく抜きのため3回ほど煮こぼして水に数時間から一晩つけておきます。
この時に、一切れかじってみて渋みを感じなければあく抜きは完璧です。
3.皮をあく抜きしている間に薄皮を剥いて実を出しておきます。面倒くさければ薄皮ごと煮込んでも問題ないのですが、薄皮を取り除いた方が仕上がりが美しくなります。種はママレードをゲル化させるペクチンの素なので、必ず捨てずに取っておきます。
4.グラニュー糖を半分（１キロ）実に振りかけ軽く混ぜます。そしてしばらく置きます。こうすると、実から水が染み出て煮込みやすくなります。
5.予めガラス瓶を湯煎して滅菌しておきます。
−−−−−− ここまでで下ごしらえ完了です −−−−−−
6.あく抜きがすんだ皮と、グラニュー糖を混ぜた実を一緒に煮込みます。この時、種も一緒に煮込みます。残りの砂糖は数回に分けて、甘みを確かめながら混ぜていきます。焦げ付かないように常に底をさらうように混ぜ続けます。
7.１時間ほど煮込むとかなりとろみがついてきます。混ぜるのにかなり力がいるようになったら、種を拾って取り出します。こうなれば、完成までもう一歩です。
8.さらに３０分から１時間ほど煮込んで、適度なとろみがついたら完成。
ガラス瓶に詰めて、さらに湯煎して瓶の中を真空状態にして完成。とくに最後のこの処理をしておくと、開栓しない限り常温でも一年以上持ちます。今日は１０個の夏みかんを使って、450CCのジャム瓶4本と、250CCの瓶5本作りました。450CCは自分用、250CCは人に配るようです。
