魚を食べると頭が良くなる

 学生を辞めて漁師になったら一気に余暇時間が増えたので、学生時代にすら斜め読みしかしていなかった物理の本(主に授業や院試勉強に使った本)をたらたらとマイペースに読んでいます。物理学は趣味でやるぶんには楽しい学問だなあ。
 最近読んだ・読んでる本

微かに分かる微分積分

微かに分かる微分積分

 高校三年生〜大学教養課程むけ。一月の漁師生活でペンだこが消失してしまったので、ウォーミングアップとして解きました。受験数学よりも薄皮一枚上手の微積入門書。

量子力学を学ぶための解析力学入門 増補第2版 (KS物理専門書)

量子力学を学ぶための解析力学入門 増補第2版 (KS物理専門書)

 大昔、院試勉強の時に半分くらい(ポアッソン括弧のあたりまで)読んで放置してあったので、続きをたらたら解いています。昔は死にものぐるいで読んでも、ちっとも理解できなかったのですが、大学院生活でなんだかんだで物理への理解が深まったのか、はたまた魚を食べると頭が良くなるのか、今では割とスラスラ解けます。大学三年生〜四年生向け。

現代の量子力学〈上〉 (物理学叢書)

現代の量子力学〈上〉 (物理学叢書)

 名著中の名著。大学三年生の時に五千円も出して買ったくせに、ほとんど読まずに埃を被ってしまった。結局三年生の時は量子力学は落として、その後再履修時には過去問を一夜漬けして乗り切りました。学問としてはほとんど理解できませんでした。というわけで、その時のリベンジとしてたらたらと読んでいます。もしかして、量子力学って面白い学問なのか?!

Classical Electricity and Magnetism: Second Edition (Dover Books on Physics)

Classical Electricity and Magnetism: Second Edition (Dover Books on Physics)

 学生時代に非常にお世話になった先生に、大学を離れる際に餞別として貰った本です。
 一応洋書です。電磁気学の基礎的な本です。