いつまでも絶えることなく、友達でいよう

ヱヴァンゲリヲン 破

 初日、朝八時の回で観てきた。金沢の映画館があんなに混んでいるのは、先行上映をのぞけば前回の「ヱヴァンゲリヲン序」以来。
 思ったこととしては、アラウンドサーティのオタクにとって、今回のヱヴァは鯨のベーコンみたいなモンなのかもね。思い入れの種類や程度によって「あれ、こんなだっけ?」「昔観たテレビ版の方が面白かった」「そうそう、これだよ、これ!」みたいに感じ方が千差万別に分かれるのかも。テレビ版の時15歳で、今年29歳の自分としては、なんとも奇妙な味わい。もの凄く楽しかったんだけど、何とも言えないざわつきが胸に残る。
 以下、雑感を箇条書き。きちんとした感想は後1・2回観てから書きます。ネタバラシを含むので白黒反転。

テレビ版や旧劇場版と違ってきちんと大人が作ったフィルムだった。
相変わらずの都市萌えアニメ
ミサトさんがちゃんと大人。それにしても、おれって大人じゃないなあ。
2号機のやられメカっぷりが潔い。
伊集院リスナーにとってあの挿入歌は笑いを堪えるのがしんどかった。
アスカの胸がテレビ版の時より小さい。今風のスレンダーな美少女になっていた。新キャラが巨乳メガネさんなので、その対比のためかな。
エンターテイメント性には期待していなかったので、何とも正統派な熱血ロボットアニメっぷりに少々驚く。
綾波が人間らしくなっていて、ラブコメアニメみたい。15年前にこれをやっていれば、日本のアニメの歴史はどうなっていただろうか。
とりあえず次がスゲー楽しみ。いつまでも待つので、今回以上のクオリティをおねがいします。多分ブルーレイで買います。