かたわ少女 体験版終了

 なんとか、通常のギャルゲーのおそらく三倍程度の時間をかけて読了。
 体験版では、主人公が心臓発作で倒れるところから、転校、少女たちがひと揃い顔見せするまでがプレイできます。一応選択肢の分岐もあって、それなりに雰囲気が楽しめます。
 登場する女の子は茨崎笑美(義足)、池沢華子(重度の火傷症)、砂藤リリ(盲目)、手塚琳(短肢)、羽加道静音(聾唖)、の五人。後は静音のサポートスタッフで手話通訳者のミーシャという女の子が出てくるけど、このキャラは攻略できないそうです。個人的には手塚琳が一番好き。
 きちんと「障碍者の恋愛」を真正面から描いていて、個人的には好感触。アメリカでの、こういった方面へのリテラシーの高さを感じる。日本だと、例えばテレビドラマに障碍者を登場させるだけでクレームが来るというから情けない。
 完成するのがとても楽しみです。
 また、このゲームは完全フリーゲームです。オフィシャルサイトによると「われわれに払うくらいならチャリティーに寄付してくれ(意訳)」とのこと。うーん、ロックだ。