自然の中で生きるということ
- 作者: 久保俊治,1700
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/04/20
- メディア: 単行本
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いやあ、素晴らしい。本当に面白かった。ライフルを片手に山の麓にテントを張り、天候や方角を読み、可能な限り獲物を追いかける。仕留めた獲物には最大限の敬意を払い、肉や毛皮は何往復もして運ぶ。獲物は寸分残さず利用し、その命は循環し自分の血肉となっていく。
描写の一つ一つが臨場感たっぷりで、ぐいぐいと引き込まれていく。著者の獲物、特に熊に対する敬意は独特で、自然の中で生きる、ということの意味を感じさせる。これはみんなにも読んでほしい。