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「1枚の葉書」7/10点
99歳になる新藤兼人監督最新作。
シネモンドで鑑賞。客席はほぼ満席。この作品への注目度の高さと新藤監督の人気が垣間見えて嬉しかった。
良い映画だった。もの凄くパワフルな映画。
途中、野暮ったい演出が気になってたんだけど、最後の方ではその野暮ったさが愛おしくなってくる不思議。
新藤監督はこれを遺作にする、みたいなことを仰っていますが、出来れば後10本くらいは撮って欲しい。
「ゲットラウド」7/10点
シネモンドで鑑賞。
3人の個性的なギタリストが、自身の音楽遍歴を振り返りつつギターについて語るドキュメンタリー映画。
ギタリストの映画ではなく、ギターの映画だった。3人の全く異なる経歴・音楽性が最後のセッションに収斂していく見事な構成。
ギターが主役なのがまた良い。思えば、けいおん!も彼女達以上にギターの存在感が印象的な映画だった。楽器が目立つ、というのは良質な音楽映画の証なのかもしれない。