七尾市の図書館が蒸し暑い・・・

 七尾市の図書館が蒸し暑い。というか、北陸電力の節電要請以降、公共施設の全てが去年よりも蒸し暑い・・。

 これはね、ちょっとまずい事態ですよ。
 地方都市ほど、図書館というのは受験生の勉強場所としての役割が高くなると思うんですよ。栃木市でもそうだったし、七尾市でも夏場の利用者のほとんどは地元の進学校の高校生達です。家庭の事情で、自室にクーラーが無かったり、そもそも経済的にそれどころでは無い、という生徒は県立進学校には多いはずです。彼ら彼女らの勉強場所として、公立図書館は非常に重要な場所なのです。実家でも金沢でもクーラーが無く、常に図書館にこもって勉強していた自分としては、この状況は非常に厳しい問題に思えてならない。
 どんな精神論を用いようといっても、絶対に涼しい場所で勉強した方が能率が良い。そして、家庭の事情で、クーラーが無い子供はたくさんいる。そんな彼らの救済場所として、公立図書館が果たしてきた役目は少なくないでしょう。
 せめて、駅前ミナクル内の中央館くらいはもう少し冷たくさせてあげてもいいんじゃないでしょうかね。これは、七尾高校の難関校進学率ひいては、将来の七尾市の税収にも関わってくると思うんですよ。クーラーの電気代くらい、彼らの払う市民税またはふるさと納税がいくらでも補填してくれますよ。
 夏の昼間は図書館しか勉強場所が無い、という高校生の存在にもう少し目を向けて欲しい。