今日観た映画

 今日は映画の日。しかし、漁師は土曜も仕事があるので今日はシネマサンシャインかほくで鑑賞。シネマサンシャインかほくは「映画の日」「春休み」「週末」と三拍子揃った今日でもガラガラ。そろそろ経営がヤバイかも分かりませんね。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」2/10点

 悲しくなるような駄目映画。この映画の存在よりも、こんな映画を作ってしまう人がいる、という事実の方が悲しい。
 ライダー40周年で大集結、と銘打ってはいるけれど、なんてことはない電王の1エピソードと言っても差し支えのないスケールの小さいストーリー。とりあえず出してみただけ、という感じの過去のライダー達。とにかく過去作への愛も、新しい試みへの野心も感じられない造り。ダメダメな映画でした。

追記
 「ライダーが全員集合」という点に全く説得力がないのだ。先日も書いたように、イベントのスケールが電王のワンエピソード、という感じなので、「別に、電王とW、オーズがいれば良いんじゃね?」と思ってしまった。あとは、過去のライダー達が変身した状態でのみの出演なので、どうしても「アトラクション感」が拭えず全くと言って良いほど緊張感がなかった。ストーリーで辻褄を合わせるのはほぼ不可能なのだから、「これは、ライダーが全員集合しないと倒せない」というような事態を用意するべきだったのではないだろうか。その点、「プリキュアオールスターズDX3」は完璧なイベント映画であったことを再認識した。
 結局の所、1号2号が画面に映っているだけでハァハァできるおっさん向けのファンムービーで、映画としては評価しづらい。こういう映画は、今後R-50指定でお願いしたい。

高校デビュー」3/10点
 原作は3巻くらいまでのみ読んでいる。
 あの「ハンサムスーツ」の英勉監督ということで、期待2割不安8割くらいで観に行った。
 映画としての出来云々以前の問題として、主人公の役者が滑舌が悪すぎて台詞が聞き取りにくい。最初は役作りなのかな、と思ったらオシャレに目覚めてもそのままで、結局最後まで聞き取りにくかったので単なる下手くそと言うことなのだろう。相手役の男も、まったくオーラが感じられなかった。原作でも思ったけど、ストーリーはとにかく単純で強引だし*1はっきり言って映画の体を為していないように思えた。
 何やら、寒いギャグを90分ひたすら見させられ続けているようで、本当に90分が長かった。

*1:それでも、原作は魅力的なキャラ造りで十二分に面白かった