今日観た映画

「相棒 劇場版Ⅱ」5/10点
 テレビ版は未視聴。
 シネマサンシャインかほくで鑑賞。フツー。そこそこ面白かった。完結編も観に行くと思う。
 でも、なんでテレビ映画ってあんなに無意味なドアップや役者の不自然なカメラ目線、スローモーションを多用するんでしょうか?小さなテレビ画面では有効でも、スクリーンでは情報にノイズが入るし、時には情報量そのものが減ってしまって逆効果。ほとんどの場合、演出効果が増すことは無いと思うんですが。

ノルウェイの森」7.5/10点
 シネマサンシャインかほくで鑑賞。
 原作は既読、というかハルキストです。ノルウェイの森は高校生の時に読んで、主人公(と永沢さん)の孤高さや孤独に憧れ、中二病をさらに悪化させたものです。
 村上文体を映像に落とし込む、という難行には概ね成功していると思う。はっきり言って、それだけでも凄いことなんだけど、それだけの力量のある監督を連れてきたのだから、もう少し物語の方を煮詰めて欲しかった。はっきり言って、原作のエピソードを断片的に切り取っただけなので、原作未読者はこれを観ても「森ガールとシティーガールに二股をかける話」としか認識しないのでは無かろうか?あとは、セックスを写すのか写さないのかはっきりして欲しい。「二昔前のお色気ドラマかよ?」と思った。極めつけとして緑のパンティを使った手コキのシーンがなかったのでマイナス0.5点。
 松山ケンイチ菊地凛子の二人はほぼ100点満点。他の役者もイメージの再現度が異常なほど高かった。