地元がアニメの舞台になるということ
最近「Angel Beats!」をレンタルでたらたら観てるんだけど、なんとなく不思議な気分になる。
ご存じ、Angel Beats!の背景になっているのは金沢大学など金沢市周辺なんだけど、学部〜博士課程まで十年間を金沢大学で過ごした私にとって、観ていてもの凄く不思議な気分になるアニメだ。
ちなみに、私が18年間を過ごした栃木県岩舟町は「秒速5センチメートル」の舞台になっていて、やっぱり奇妙な気分になった*1。
なんだろうね、現実と物語の境界が崩れるような、変な気持ちになる。ドラえもんの「ドラビアンナイト」は「物語と同じ時代で同じ体験をしたのび太達がそのまま物語の世界に入り込んでしまう」というお話で、当時はその設定に納得できなかったんだけど今ならなんとなく納得できる(笑)。
特に秒速5センチメートルにいたっては、物語のリアリティうんぬんどころか、「あれっ、うちの学校にこんな女の子いたっけ?」とすら思ってしまった*2。
なんだか、知っている、どころか人生の一部になっているような場所がアニメに出てくると、なんでこんな気分になるんだろう?