エヴァとヱヴァの間の10年間

 結局ヱヴァ・破は劇場で六回ほど観たんだけど、ヱヴァ・破があまりにも面白かっこよかったおかげで、96年から08年にかけて観たアニメに関して、一つの線引きをすることが出来た。エヴァで始まった一つの歴史は、ヱヴァによって一区切り、新しいステージに移行したのかも知れない。
 ヱヴァ・破を観た後でもなお、自分の記憶の中で存在が色褪せなかったアニメを並べることで、ある程度ここ十年の俺アニメ史を眺めることが出来る(気がする)。

というわけで私にとっての96〜08俺アニメ史を列挙
ウテナ」「チュチュ」「ゼーガペイン」「電脳コイル」「シムーン」「true tears」「千年女優」「バンパイアハンターD(川尻善昭版)」「Air(出崎版)」「苺ましまろ

 他の作品は、まあ、もう人生の中で無理して見返すことはないかなあ。こうしてみると、年に一本くらいは心に深く刻まれるアニメがあるわけで、それなりに豊穣なジャンルであることが分かる。