小袖展を見てきました

 昨日、石川県立歴史博物館で「丸紅衣装所蔵展」を見てきました。桃山から昭和初期までの小袖を集めた特別展です。
 小袖というのは、分かり易く言えば今の着物のことです。平安鎌倉の頃は下着として着られていましたが、武家文化の中でより簡略な小袖を上着として着るようになったのです。当初は普段着でしたが、江戸時代には友禅染など絢爛豪華な物がたくさん作られました。
 で、展覧会の内容ですが、500円にしては内容の濃い、素晴らしい物でした。特に、源氏物語文様のものが素晴らしかった。男物はせいぜい夏の浴衣ぐらいしか派手な着物が着られないのでうらやましいです。