最近読んだ漫画

以下略

以下略

 ゲーマガに連載中のあの漫画がついに単行本化。少年エース桃組掲載分は未収録なので注意。「アニメキャラとセックスする方法」「世界が終わる日に観たいアニメ」とか読みたかったんだけどなあ。
 エッセイ漫画と化していた桃組時代と違ってフィクションという建前があるので、ちょっとパワーダウン。でもまあ、あの狂気は引き継がれている。30代の偏屈オタク必読!

喰いしん坊! 24 (ニチブンコミックス)

喰いしん坊! 24 (ニチブンコミックス)

 遂に完結。ワールド編は蛇足だったなあ。まあ、アイシールドよりはナンボかマシか。
 それにしても喰いしん坊の無いゴラクに耐えられない。1話にして土山ワールド爆発の「ばくめし」に期待。

変ゼミ(2) (モーニング KC)

変ゼミ(2) (モーニング KC)

 私はTAGRO氏の単行本は全て持っている、という日本に千人くらいしかいないと思われる人間の一人。まあ、大ファンというやつです。2巻になってもスゲー面白い。「変態生理ゼミナール」は復刻しないのかなあ。あと、1巻と比べて金沢弁はかなり正確。若い人がよく使う、金沢弁と標準語のちゃんぽん。金沢の女の子は本当にああいう喋り方をします。

鈴木先生(7) (アクションコミックス)

鈴木先生(7) (アクションコミックス)

 アクションが「社会派マンガ雑誌」を標榜していた頃の、数少ない生き残り。鈴木先生の苦悩の日々は続く。うーん、凄いマンガだ。読んでいて、生徒にも鈴木先生にも感情移入し、その行動言動に逐一納得してしまう。
 何はともあれ、これで鈴木先生できちゃった結婚編は終了。
 後は心を病んでしまった同僚の女教師、8巻でどう解決されるのか気になる。どこか、これを真正面から映像化してくれないかしら。絶対ヒットすると思うんだけど。

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

 アクションが(以下略)。ついに完結。出世作にして大ヒット作の「夕凪の街 櫻の国」はこれを書くための助走に過ぎなかったんじゃ無かろうか、と思わせるくらい重厚で読み応えのある作品だった。どんな辛いことも、それは絶望ではない。命があれば楽しいことだってある。そんな、文章にしてしまったら重くなってしまうテーマを、そっと世間話のように差し出してくれる。素晴らしいマンガでした。

極道めし(4) (アクションコミックス)

極道めし(4) (アクションコミックス)

 アクションが誇るヴァーチャル・フードバトル・コミック。三巻で新展開になって、ちょっと先行きが怪しくなってきたけど、この四巻で盛り返した! ハァ、母親が揚げたイモフライ喰いてえ。

けいおん! (1) (まんがタイムKRコミックス)

けいおん! (1) (まんがタイムKRコミックス)

 フツーにツマラン。芳文社はこんなのをアニメ化している暇があったら、当代最高の萌えマンガ「小料理みな子」(週刊漫画TIMES連載中)の単行本を出してください(これが言いたかっただけ)。